2024年度決算発表(2025年1月)

株式会社光広(HIROSEYA)
2025年1月期 決算報告
代表取締役社長 広瀬史貴
【業績ハイライト】
- 売上:9億2千万円(前年比112%)
- 12年連続黒字経営継続中
【創業58年目のご報告】
おかげさまで、株式会社光広 (HIROSEYA)は創業58年目を迎えることができました。
現在、地方の化粧品専門店は、
- 人口減少・高齢化
- インバウンド需要の不在
- 後継者不足・収益悪化
といった課題に直面しています。従来の「丁寧な接客」や「信頼関係」だけでは、売上の維持が困難となる時代です。
【突破の鍵は、“断捨ISM®経営”】
HIROSEYAはこうした危機に真正面から向き合い、
(仕組・利益・継続)を重視するグローバル経営にシフトしながら、
「日本の心」=丁寧さ・信頼を守る新たな経営手法を確立。
それが、**『断捨ISM®(ダンシャリズム)』**です。
業界の常識を「断ち」、
非効率を「捨て」、
新しい「リズム」を生み出す、再現可能な経営デザイン。*2024年商標登録取得済み
【実績紹介:進化する店舗】
・2024年10月 マーサ21 ラボーテ&アイ店プチ改装。岐阜高島屋の閉店もあり、カバーマーク・アクセーヌコーナーを強化して、美容部員派遣の受け皿を用意しました。
・2024年12月 コスメテリアららぽーと門真は1億SHOP達成となりました。
・2024年12月 モレラ岐阜 HIROSEYA with @cosmeが100坪へ増床しリニューアル。
全国初のブランド横断型コーナーを複数導入し、直営店舗の知見 × 専門店の強みを融合するコーナーが誕生しました。
【断捨ISM® 各種デザイン手法】
■ ビジネスモデルデザイン法
- 直営店の制限を“断”ち、販売スタッフ依存を“捨”て、
”自由にブランドを試せるリズム”を確立。 - SABON/韓国コスメ/ORBIS/ジョンマスター/サントリーVARON など次々に展開。
■ 経営デザイン法
- 「本社スタッフゼロ」という従来の常識を”断”ち、管理業務に縛られた古い体制を”捨”て、
”全スタッフが最前線で活躍できる環境リズム”を実現。
■ 収益デザイン法
- 根拠なき仕入れを“断”ち、絞り込みの甘い在庫管理を“捨”て、”超高速在庫回転のリズム”を確立。
在庫回転1.3ヶ月の超高速循環を達成。(実績掲載:モレラ店)
■ 財務デザイン法
- 銀行融資の難関とされる「当座貸越」を活用し、経営者保証をすべて”断”ち、 6年以内に回収できない投資計画を勇気を持って”捨”てた。 ”店舗デザインへの戦略的投資リズム”を確立。自己資本比率を45%まで高めた。
■ デジタルアウトソーシング デザイン法
- 一人で全てを抱え込む従来の経営スタイルを”断”ち、会計・人事労務はすべて外部専門家に委託。「会社にいなければ仕事ができない」という固定概念を”捨”て、”デジタルアウトソーシングのリズム”を確立。DX化により場所的時間的拘束から解放された。
【業態・業種の進化】
従来 | 現在 |
---|---|
街の化粧品店 | コスメストア・マーケティングカンパニー |
化粧品販売業 | 美しくなれるライフスタイル提案業 |
売り込み型販売職 | ワクワクを仕掛けるマーケティング職 |
【未来への展望】
- 地元百貨店でも取り扱えない希少ブランドの販売権を次々と取得。
- 「ミシュラン星付きレストラン」のように、地域ごとに異なる個性で魅せる。
- 地域密着型ながらも、(仕組・利益・継続)を重視するグローバル経営を実装。
HIROSEYAはこれからも、
**“生活者の気分を読み解き、ワクワクを創り出す”**会社として、
時代の一歩先を行く存在であり続けます。
ご支援くださる皆様に心より感謝申し上げます。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。